2023/05/11 13:00


シンクデザインの佐藤です。
気が付けば3月末。
1月末に納車された新型RXですが、ようやくご予約開始のブログを行う事が出来ます。
新型NXと見栄えが同じですので、去年苦労した内容がそのまま生かされ今年は楽であろう予想を大幅に超え、苦戦しましたが、そこはブルーバナナ!完璧な製品として仕上げてきました。
どの程度の苦労さかは言葉では伝わりませんので、現時点で新型RX用キャンセラーを装着している人がいないという事実でご理解頂けると思います。
まずは進化したテレビナビキャンセラーの特徴からご紹介して、後ほど定番の内装分解手順書としたいと思います。

箇条書きで出来るだけ見やすくしたいと思いますが、

先日、レクサス車をはじめ多くの情報を発信されている CSK REVIEW CHANNELのCSKさんのRX500hにもテストを兼ねて製品取り付けをさせて頂き、同時に取材もして頂いたので、文章を読むのが苦手な方は動画でもご覧頂けます。(月末から4月上旬までにはアップされる予定です)
もはや、自分のブログよりYouTubeの方がわかりやすく・・・・と思ってはいますが、こちらはこちらで形に残るように文章で何度でもゆっくり読めるという利点を生かして古い手法のブログでお伝えします。

それでは、 LEXUS 新型RX用 TVナビキャンセラー の全貌をご紹介

■自車位置追従機能
新型NXでは実現できなかったキャンセラー機能ON状態でナビがフリーズしてしまう状態を「ほぼ追従する」機能を追加し、ナビ ルート案内をさせながら映像関係視聴が可能。この「ほぼ追従する」部分ですが、個人的な感想としては追従しますと言っても良いレベルで何ら問題なく使えます。ただ、メーカーとしてはキャンセラー機能OFF時の純正状態と比較した時に厳密には異なるという事で「ほぼ追従」という表現になっています。
*機能OFF後、走行中でなければ自車位置に復帰しませんので必ず走行して下さい
*Apple CarPlay / Android Auto の地図アプリ上の自車位置は追従しません。アプリの位置情報は不正確となります。

■切り替えスイッチをLTAボタンへ変更
新型NXで採用したボリュームのマイナスボタンですが、音量が2つ下がってしまう欠点を見直し、ステアリングスイッチ右側のLTAボタンをダブルクリックでキャンセラー機能のON /OFF。LTAがON状態でもOFF状態でも、どちらでもダブルクリックなので元に戻りますのでボタンの機能は気にしなくて済むようになりました。ここで、最初からそうしろよ!と言われそうですが、もちろん新型NXでも同様のことを考えチャレンジしましたが、解析できず、今回初めて解明できて機能変更にしています。

■BEEP音追加
こちらも新型NXでは解明出来なかった部分ですが、切り替え時に ONの時に「ピッ」 OFFの時に「ピー」 と音が出るように機能追加です。こちらは操作音を出る状態で無ければ機能しませんのでご注意下さい。
ダブルクリックで操作する時以外にも、後ほどご紹介する操作時にもBEEP音が出ますので、新たに設定した開発側としては音が出た時に満足感のある部分でもあります。

■オーディオソース連動機能
こちらがまたお洒落な機能なのですが、簡単に言うと映像関係を選択した時に勝手にキャンセラー機能ONになる機能。
逆に映像関係をやめた時に連動してキャンセラー機能がOFFになります。
この時にBEEP音にてお知らせです。TV・HDMI・USB(ビデオ)・Miracast を立ち上げた時に連動してキャンセラー機能ONに。
ラジオ・Bluetooth・USB(オーディオ)・i Pod,i Phone・AppleCarPlay・Android Auto の時には連動してOFFに。
もちろんLTAスイッチをダブルクリックで任意にON/OFF可能です。
操作する手間が大幅に減る「ユーザーの使い勝手を考えた理想的な機能」となります。

■映像リターン機能
こちらは、ブルーバナナの代名詞とも言える「観ていた映像にワンアクションで戻る」という機能。
映像を観ていて自車位置を確認したいとなった場合にLTAボタンをダブルクリックすると地図になり、もと観ていた映像に戻したいとなりますので、再度LTAボタンをダブルクリックして映像にリターンする。
何が言いたいかと言うと、ステアリングにあるLTAボタンの操作のみで、タッチパネルの画面に触る事なくステアリングから手を離す必要もなく指の操作のみで切り替えが出来るという機能美です。

以上となりまして、ただ走行中映像を観るという製品では無く、こうだったら便利だこうだったらスマートだという 実際に使っていくと理にかなう部分を大幅に追加して製品化となります。

セールスポイントが多過ぎで今回は先に機能のご紹介となりました。

続いて、注意事項。

今回の新型RXから採用された「アドバンスドライブ」ですが、基本的には機能しませんという表記になります。
自動運転ですので、自動運転しながら映像が観れるとなると何とも危険な匂いしかありません。
あくまで個人的な独り言ですが、キャンセラー機能OFF状態からアドバンスドライブを機能させ、その後にキャンセラー機能ONで映像観れます。
キャンセラー機能ON状態からではアドバンスドライブに入れませんので、一手間必要という事です。
これはあくまで使えたという話であって基本的には メーカーのブルーバナナからの回答としは機能しません という事です。

また、レーンチェンジアシストに関してはダメでした。
もはや使う人がいるのか疑問な機能ですが、新型NXの時には機能しましたが、新型RXでは機能したり機能しなかったり不安定ですので、機能しないに決定しています。
使いたい方はキャンセラー機能をOFFでお使い下さい。

最後にこれはお願いですが、ASLという車速に応じて音量を調整する機能をOFFにして頂きたいです。
速度が上がると連動してオーディオの音量が上がる純正機能ですが、キャンセラーの仕組みから連動幅(比率)が大きく通常よりも音量が大きくなります。
これをOFFでお使い頂きたいです。
*Apple CarPlay / Android Auto の地図アプリ上の自車位置は追従しません。アプリの位置情報は不正確となります。

以上となります。
一気に書いておりますので、誤字脱字がいつも通りあるかと思いますが、アップ優先で修正していきます。

続いて分解方法いきましょう。
こちらは画像に文章を付けていますので、画像貼り付けで終わらせます。
毎度の事ですが、簡単そうに見えて実際作業すると外れなかったり傷を付けてしまったりしますから、このブログを整備士の方に見せてお願いするようにしましょう。

もちろん、親切心で公開しておりますので、このブログを見て失敗したと言われても真っ向から勝負しますので、ご注意下さい。
自己責任でお願いします。
















以上の方法で ブルーバナナ テレビナビキャンセラー と アクティブブレーキホールド の取り付けが可能になります。

ここでようやく アクティブブレーキホールドの名前が出てきましたが、これだけ有名になってもしっかり宣伝していかないと「これ何ですか?」とご質問を頂きます。

純正機能のボタンを押して機能させる、停車中にブレーキペダルを踏んでいなくても良い、停車中に足を休めておけるブレーキホールドという純正機能です。

この純正機能のままですと、駐車場内で機能したり毎回ボタンを押さなければならなかったりと不便さがあるので、全てオートになり駐車場内では勝手にOFFにしてくれる画期的な製品です。

また、欧州車などからお乗り換えの方向けにブレーキペダルの踏み増しで機能するモードも備わっており、TVナビキャンセラーと同時装着で一番の付けなければ損する製品です。

付けない方を見ると「本当に付けなくて良いですか?」と聞きたくなりますので、騙されたと思ってついでに付けて下さい。

乗り換えの度に「ブレーキホールドも一緒に!」ってリピーターになりますから。

こんな便利な純正機能を使いやすくしなければ損です。

ちなみに、テレビナビキャンセラーと同時装着で無ければ付けられません。
単体での装着は不可になりますので、ご注意下さい。

詳しくは下記ページ2種類からご覧ください。

   http://www.think-design.jp/20nx_shop_works.html


   http://www.think-design.jp/blue_banana.html

さて、これにてブルーバナナの製品紹介となり、定番の同時装着アイテムとなりますが、こちらは新型NXと同様です。

現時点では下記お見積りでいつも通りに必要とする製品を選んでご依頼下さい。

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ブルーバナナ テレビナビキャンセラー ¥49,800
ブルーバナナ アクティブブレーキホールド(TVキャンセラー同時取り付け必須) ¥21,000
スナップオン エアコンシステム ¥15,000+ガス不足量(¥60/gとなり100gマイナスの場合は¥6,000となり合計¥21,000)
LEDフォグランプ ¥25,000
フットランプ[フロント・リア] ¥27,500

合計 ¥144,300(価格は全て税込工賃込み)
作業時間:2時間
*お支払い方法は現金のみとなりますので、お手数をお掛け致しますがご用意下さい
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