2023/05/08 09:30

【過去ブログ】2016年05月27日のブログ


真横から見た場合は、このピークの存在がわかりにくくなりますが、綺麗なライン取りとなっている事がわかると思います。

これが、一つ一つのラインに意味があっての集合体であるために、どの角度から見ても違和感が無いバランスが取れたデザインという事です。

すべての面と角度が合わさってピークができて、エッジの効いた見栄えとなります。



見た目ほどの派手さは無く真上から見てもこの程度です。

純正バンパーと合わせて見てもライン取りに違和感は無く美しいラインである事が理解できます。

文句の付けようも無く、「このままでお願いします!!!!」となりました。


続いてディフューザー部分への繋がりですが、画像の通り文句の付けようがありません。

曲線が綺麗で、この部分だけ見て決めてはいけないのですが、「これでお願いします」となりました(笑)


マフラーエンドからの一体感により全体が一つであるという何と言いますか、年々シンクデザインのスポイラーは進化していると言える一品になりそうです。

純正のデザインを超えていると胸を張って言えると思います。


そんなデザインから「車全体を引き立てるリアアンダースポイラー」とご理解頂けるとかと思うのですが、もう一つ重要な事が。

LEXUS NX200tの時も採用しましたが、「純正マフラーのデザインは悪くないから、より引き立てる」手法です。

今回も悪くないマフラーエンドをリアアンダースポイラーのデザインにより、より格好良く見せます。

純正との比較があったほうが良かったのですが、後日ブログにて比較しますね。

造形した張り出し部分の素晴らしさから、ディフューザーへのラインが特徴的な今回のスポイラーです。

真上から見ても完璧ではないでしょうか。

何も変更希望を出す事無く、打ち合わせが進んでいきました。ここまでは・・・・・

そして今回もLEXUS NXと同様に3本フィン。

は良かったのですが、何度も見ているうちに、このフィンがすべてを台無しにしていないかと思い始め・・・

どんどん小さくしていき・・・・・

見れば見るほど無くても良いのではないかと・・・・

それはさすがにやめたほうが良いと言われ・・・・

最大限に小さく。

ワイドにしてみました。


突起しているデザインでは無く、一体させて存在感を無くし主張しない方向に変更しました。

ここもまた進化したシンクデザインとしました(笑)

これが実際に面と一体化すれば良く見えると思いますよ〜

かなりお気に入りなリアアンダースポイラーになりそうな予感ですが、いかがでしょうか?

意味のあるデザインで主張しすぎない、純正よりも純正のような、レクサスをよりレクサスにするスポイラー。

シンクデザイン佐藤が求めているスポイラーを「これは欲しい!!!!」と言ってくださる方が一人でも多くいれば嬉しいです。

これが「売らないスポイラー」の概要でした。


でも、売れたら嬉しいな〜(笑)



最後にLEXUS RX200tで造形していますが、試作が出来た後にLEXUS RX450hと共用できるように考えます。

フィッティングをしてから考えますので、RX450hのユーザーさまは、もう少しお待ち下さい。

よろしくお願い致します。