我々としては毎回、自動車メーカー側がどんなアップデートをしてくるか、ある程度予想しながらプログラムを組んで製品を開発、販売しています。

しかし、そもそも自動車メーカー側のアップデートを完璧に予測しろということ自体が不可能ですので、今回のような予想外の事も起こり得ます。

つまり製造販売する側としては製品の故障、不具合では無くバージョンアップ後に整合性がなくなったという「不整合」としています。

不具合という言葉を何度もいただいていると、「いや、不具合ではないから！」と言いたくなります。

もちろんお客様の立場に立って、エラー表示が出るという現象は総称として不具合だという事も理解しています。

だとしても、お客様に使っていただいて、こうなら喜んでもらえるだろうなと思える多彩な機能と、苦労して開発した製品が、非はないのにただただ、不具合と言われたまま黙って対応するのは間違えているのではないかと感じています。

通信でバージョンアップが出来るという事は、付けている社外品は全てのバージョンに対応するのか試さなければらないという事をお客様側にも意識していただきたい時代になっています。

また、こうした事象というのは今後も起こり得る可能性がありますが「不整合」という概念とともに常識にしたいと思い、今回このブログをアップさせていただきました。

お客様から「新しく対応している製品を買い直そうとしたら、また待つようかな？」

と同じような内容のお問い合わせをいただいております。

この内容をご理解頂いている方は買い直したいと言われますが、エラーが出てるんだから交換当たり前という意識の方もいます。

今回の件については無償交換とさせていただき、通常の順番待ちとは別に順次ご連絡をさせていただいております。

該当されるお客様におかれましては、いましばらくお待ち頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

企業である本来の目的はお客様に喜んでもらう事であり、そもそも人の役にたつ嬉しさをもっと追求したいと思い起業したのを忘れたくはありません。

もう18年前ですから、起業の理由と言ってもその時の気持ちなんて忘れてそうですが。。。

引き続きよろしくお願いいたします。

代表取締役 佐藤義博