2023/05/10 00:45

【過去ブログ】2018年12月18日のブログ


こんにちは 連日の寒さにやられてる シンクデザイン佐藤です。
デモカーUX250hが納車され、ブルーバナナTVキット適合確認も無事に完了しました。

続々とご予約が入っておりまして、年内に取り付けできる枠がほとんど無い状況です。


さて、今日は UXに向けて ブルーバナナがずっと開発していました ブレーキホールドキット
『ABHC-01』の紹介です。

すでにデモカーに装着し動作確認が完了していますが、TVキットに気を取られて、取付け写真を撮るのを忘れていました。
写真は後日ということで、肝心な機能の説明をします。





レクサスUXにもブレーキホールド機能が標準で装着されています。
信号待ちなどで、ブレーキペダルをずっと踏んでいなくても、ブレーキを保持してくれる便利な機能です。

純正状態ですと、ホールド機能を使うためには、エンジン始動のたび毎回 ブレーキホールドスイッチを押さないといけません。
これを 自動的にオンする キットは、いろいろなメーカーから販売されています。
とはいえ、UX適合品はまだでしょうけど。

こちらがオンにするボタン

表示はメーターにされます。
オンでない場合はこちら

オンにすると「HOLD」の表示

実際にホールドされている時はこの表示


欧州車には標準装備されている事から、レクサスへお乗り換えの方は当たり前に使う機能ですね。
その機能が、乗る度にスイッチを押さなければならないという不便さを解消するパーツです。

今回のUXに関わらず、以前から他社製品のオートブレーキホールドを持ち込みで依頼される事が多々ありまして、取り付けしても使い方が必要な部分に疑問を感じていました。

1 運転席ドアが閉まっていなければならない
2 シートベルト着用状態でなければならない


この2点をエンジンONする前にしなければなりません。
ドアを開けて、シートに座って、ドア閉めて、まずシートベルトします???
先にエンジンONしません?????
自分は先にエンジンONですよ。


他社製品だと先にこの2点を済ませてからエンジンONしなければなりません。
そんな気を使うならボタン押した方が楽じゃないですか?

ちなみに、シートベルトをしたら機能するという他社製品もあります。
もちろんそんな製品出ますよね。

そんな事も理解しています。
そんな当たり前な事だけで終わらせません。


『ABHC-01』は、自動的にオンするだけのキットではありません

いままでのデモカー NX200t、RX200tにもブレーキホールド機能があり、使っていました。
とても便利な機能ですが、実際に車を運転していると、ここで ホールド掛からないで っていうシーンがあります。

シーン1:エンジン始動後、最初に シフトポジションをDレンジにしたとき。
これから走り出そうと P→D にしたのに、いきなりブレーキホールドがかかり、クリープ現象でスルーっと発進したいのに、アクセル踏んで発進しなくてはいけません。
車庫から道路に出る時などは、アクセルで発進して、すぐにブレーキってなってしまいます。

シーン2:駐車場に停めたりする時の バックから切り返しのために前進したとき。
ブレーキでゆっくり動きながらしたいのに、切り返しで少し前進して停車すると ホールドが掛かってしまいます。

こんな不便な問題を ブルーバナナの 『ABHC-01』は解決してくれます。

名付けて EASY1stGO ! ちょっとダサい(笑)気もしますが、イメージしてもらい易いようにつけたそうです。

先ほどの シーン1、シーン2で ホールドが掛からないようにする機能です。
具体的には、シフトポジション Pレンジ や Dレンジ に切り替えした直後は、車速15km/h以上にならないと、ホールドしないようにしています。

ですから、

シーン1:走り出そうと P→Dレンジにして、ブレーキを緩めれば、クリープ現象でスルーっと発進。

シーン2:バックの切り返しも楽々。

つまり、1度 Pレンジ や バック に入れると時速15km/hになるまでブレーキホールドを機能させないという優れものです。


ということになり、これが「スマートモード」になります。





そして、もっとすごい機能が 『ABHC-01』に搭載されています。

名付けて「アクティブモード

欧州車などには標準装備なブレーキホールドですので、欧州車からレクサスへお乗り換えの場合は、そもそもブレーキホールドさせるためのスイッチがある事すら不可解。

では、欧州車はどのように機能させているのか!?
スイッチなど無く、ブレーキペダルを グッ と踏み込むだけ。

この故意的に踏み込む動作でブレーキホールドが機能するのが当たり前という方、いますよね?
ホールドしたい時だけ、したく無いときはホールドしない という使い方が好みな方は「アクティブモード」を選択して下さい。

もちろん、アクセルを踏めば解除ですし、もう1度ブレーキを踏みこめば解除ですので、状況に応じて解除の方法を選べます。


渋滞しているとします。
ちょっと進んだので、自分もちょっと進まなければなりません。
アクセル踏むよりブレーキを踏み直してクリープ現象で進ませたいっていうシーンありますよね?
そんな時にアクティブモードだとクリープ現象が使えます。